骨粗しょう症を治療している時の食事は、エネルギーと栄養のバランスに気をつけることが基本です。
必ず避けねばならないという食品は特にありません。
ただし、カフェインやアルコール、食塩や糖分、リンを含む一部の加工食品については摂り過ぎに注意するようにしましょう。
リンは骨を形成する上で必要な栄養素ですが、現在ではインスタント食品や一部の清涼飲料水、スナック菓子など多くの加工食品に含まれており、むしろ摂り過ぎに注意することが多いかもしれません。
リンを摂りすぎると血液中のカルシウムとリンのバランスを保つために、骨のカルシウムが血液中に放出され、骨密度を減らしてしまいます。
