太陽の光を浴びることで、体でビタミンDがつくられます。
私たちの皮膚の下にある皮下脂肪には、ビタミンDのもととなるコレステロールの一種が含まれています。
このコレステロールに紫外線が当たることで化学反応が起こり、ビタミンDがつくられます。
ビタミンDが欠乏した状態が続くと、骨を構成するカルシウムが不足して、骨がやわらかくなる くる病 (大人になって骨成長後に発症するものを 骨軟化症といいます)になることがあります。
食生活の改善に伴い減少していて、昔の病気と思われていましたが、栄養の偏りや日光浴不足が原因となって、最近、くる病になる乳幼児が増えているそうです。
しみやしわなどの肌トラブルや、皮膚がんなどのマイナス面が強調されることが多い紫外線ですが、強い骨を維持するのに日光浴は欠かせません。
穏やかなお天気の日は、お散歩にはもってこいです。
日光をたっぷり浴びて、ビタミンDを補いましょう。
