骨粗しょう症はお年寄りの病気ではないかと思われますが…
骨は長年の生活習慣の影響を受けて変化してきます。
ご高齢者の骨のカルシウム量は、若い頃によく牛乳を飲んでいた方や、運動をしていた方ほど多い傾向があります。
また成人後に、偏食や運動不足、過度のダイエットなどによって骨のカルシウム量が減ってしまうことがあります。
骨の健康は、若い頃から現在までの生活の積み重ねで決まります。
したがって、あらゆる年代で、骨を丈夫にする生活を心がけることが必要なのです。
この点で骨粗しょう症はお年寄りだけの病気とはいえません。
若い頃からの生活習慣によって発症する病気であり、早い方では50歳代でも発症する病気です。
