中高年の方の骨粗しょう症の予防では、骨量減少を食い止めることが重要です。
まずは、適正な体重を維持することが大切です。
体格指数(BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が低い方では骨折リスクが高まるため、低体重を防止し改善することが重要です。
また、食事や運動、喫煙や飲酒などの生活習慣も骨粗しょう症に影響を及ぼします。
カルシウムやビタミンD、ビタミンK、たんぱく質などを中心にバランスの良い食生活を心がけ、ウォーキングなどの運動を日常的に行います。
喫煙や常習的な飲酒は骨折リスクを高めるため、禁煙をし、また過度の飲酒を控えることも、骨粗しょう症予防には効果的です。
このような骨粗しょう症の予防対策は、中高年になってからでも決して遅くはありません。
より良い生活習慣を取り入れて、骨粗しょう症と骨折の予防に役立てて下さい。
