骨粗しょう症の予防には、若いうちからの対策が欠かせません。
思春期を過ぎた頃になると、偏食やダイエットで痩せようとして栄養が偏ったりするケースがあります。
食習慣の乱れは、健康や発育の面でも悪影響をおよぼします。
積極的なカルシウム摂取を意識し、バランスの良い食事を心がけます。
成人女性のカルシウム摂取の推奨量は600〜650 mg/日ですが、12〜14歳では800mg/日と多めに設定されています 。
運動については、中学・高校時代のクラブ活動などでの運動が、その後の骨密度に良い影響を及ぼします。
お若いうちに、日常的に強度の高い荷重運動を行うと強い骨がつくられます。
このような若いうちからの骨粗しょう症対策は、将来、骨粗しょう症に限らず多くの生活習慣病を予防するためにも役立ちます。
