生活習慣病は皆様ご存知のとおり、食習慣や運動不足などのライフスタイルをおもな原因として起こる病気です。
高血圧や脂質異常症、糖尿病などがその代表として知られています。
最近ではCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や、CKD(慢性腎臓病:成人の8人に1人が発症していると言われています)なども注目されています。
中高年になってまいりますと、生活習慣病と骨粗しょう症の両方を治療中という方もいらっしゃいます。
最近では、生活習慣病が骨代謝に影響を及ぼすことが明らかとなって来ています。
なかでも糖尿病とCKDは、骨粗しょう症と密接な関連があるとして注目されています。
こうした生活習慣病関連骨粗しょう症では、骨密度が正常に保たれているケースもあり、それでも骨折を生じやすいのは骨質劣化の関与が大きいと考えられています。
