特定の病気や、服用している薬が原因となって骨強度が低下する骨粗しょう症を続発性骨粗しょう症といいます。
原因となる病気は、副甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、関節リウマチのほか、動脈硬化やCKD(慢性腎臓病)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、糖尿病などの生活習慣病です。
これらの病気は、骨代謝に影響を及ぼすホルモンが不足したり、骨形成に必要な細胞などに異常を起こったりして骨量が減るものもあります。
その他、骨の中に骨質を劣化させる物質が増えて骨がもろくなってしまうものもあります。
薬の副作用による骨粗しょう症では、代表的なものに、ステロイド薬の長期服用があります。
