骨折を誘発しやすい因子として考えられているものを紹介しています。
体格指数(BMI)が低いと骨密度が低下します。
その結果、低体重の方は転倒時に骨に大きな体の力が加わるため、大腿骨近位部骨折の危険が増します。
BMIは、ボディ・マス・インデックスのことで、体重÷身長÷身長で算出した体格指数です。
肥満度の指標として国際的に用いられています。
日本肥満学会ではBMIの数値22を平均(20〜24が普通)としています。
標準体重の計算式は次のようになります。
身長(m)の2乗×22
(女性の場合21をかけることもあります)
ただし、標準体重は肥満度測定の一つの目安でしかありません。
望ましい体重には個人差があり、望ましいライフスタイルを送るための目安です。
最も健康的に生活ができると統計的に認められた理想体重のことだと言えます。
