昨日の続きです。
骨折を誘発しやすい因子として考えられているものを紹介しています。
喫煙される方は非喫煙者に比べて骨密度が低く、同じ骨密度でも現在喫煙している方の骨折リスクは非喫煙者の約1.3〜1.8倍高くなります。
過度のアルコール摂取は、骨折リスクが1.4〜1.7倍高くなります。
リウマチなどの治療でステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を長期使用することにより骨折リスクは約2〜4倍に高まります。
(病気の治療でステロイド剤が処方された場合は、担当医から十分な説明を受け、指示にしたがって服用しましょう。)
ステロイド剤による治療は、骨粗しょう症対策を含め十分な管理のもとで行わなくてはいけません。
一方、自己判断による急な中止は危険を伴うこともありますので避けてください。
