カルシウムには、骨や歯を丈夫に保つ働きのほかに筋肉の動きをスムーズにし、血液を固めるのを助けます。
更に、精神を安定させる働きもあります。
ふだんからカルシウムをたくさんとっていると、骨に十分に蓄えられるので、ほかの働きに使われても骨は丈夫な状態が保たれます。
ところが、カルシウムをあまりとらないと骨に十分に蓄えられず、色々な働きに使われることで骨はスカスカの状態になり、骨折や骨粗しょう症のリスクが高まります。
1日にとるとよいカルシウムの量は、成人男性で700〜800mg、成人女性で650mgが目安とされています。
しかし、日本人では多くの人が不足しているのが現状です。
牛乳、チーズなどの乳製品、丸ごと食べられる小魚や桜えび、小松菜やモロヘイヤ、木綿豆腐や高野豆腐など大豆製品などの、カルシウムが豊富な食品をたくさん食べて、カルシウムをたっぷりとりましょう。
