骨粗しょう症の危険度の判定です。
現在のご自分の骨の状態を知る方法がいくつかありますので、ご紹介いたします。
最も簡単なのは、ご自分の体重と年齢から骨の状態を推測する方法です。
体重から年齢を引いた値に0.2を掛けた結果が、
−4より小さい場合は高危険度です。
−4〜−1未満の場合は中等度の危険度です。
−1以上の場合は低危険度になります。
高危険度や中等度と出た方は骨粗しょう症になりやすい状態です。
早めに骨密度検査を受けて下さい。
骨密度検査には、超音波でかかとの骨を測定する方法と、エックス線で前腕部や腰などの骨を測定する方法があり、後者がより正確に測定できます。
検査は整形外科で受けられるほか、40歳から70歳までの女性は、国の制度によって、5歳刻みの節目検診の際に500円ほどのご負担で骨粗しょう症検診を受けられます。
女性は40歳から、男性は65歳になったら、検査を受けておきましょう。
