骨粗しょう症は、骨密度が低下したり骨質が劣化したりして骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。
カルシウムなど骨の主材料にあたるミネラルの密度を示すのが、骨密度です。
細胞などのつなぎ役であるコラーゲンが弱くなって強度を保てなくなるのが、骨質の劣化です。
骨密度がしっかりしていても、骨質が弱くなると、骨の強度は弱くなります。
骨密度と骨質がともに正常であることが大切です。
女性の場合は、閉経により、50歳代を過ぎると急激に骨密度が低下していきます。
骨粗しょう症や骨折は高齢者の問題と思いがちですが、50歳代の比較的若い世代から注意が必要です。
