若いころに発症し長年治療を続けている方は、糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症などの合併症や、加齢に伴う動脈硬化が進行していないか確認します。
高血圧や脂質異常症を併発している場合は総合的な治療が必要になります。
怒りっぽくなったり、もの忘れがひどくなったりする場合には認知症が疑われます。
小さな脳梗塞や、高血糖状態の継続、薬物療法の影響による低血糖の繰り返しが認知症を進行させていることもあります。
激しい空腹感、冷や汗、動悸、震えなどの低血糖の症状が現われた場合には、薬の種類や使い方を見直す必要がありますので、すぐに担当医に相談してください。
