のみ薬やインスリン注射を使っている場合に、薬が効きすぎて低血糖になることがあります。
低血糖は血糖値が下がり過ぎた状態のことで、血糖値が60mg/dL以下くらいを指します。
食事を抜いたり、食事をとる時間が遅れたりしたときや、いつもより激しい運動をしたときなどに起こりやすいです。
強い空腹感や冷や汗、手の震え、生あくび、動悸などが現れ、ひどい場合には、思考力の低下、意識の低下なども起こります。
予防するためには食事を規則正しくとり、食事の前の運動などは避けるようにします。
また、自分の使っている薬が低血糖を起こす可能性がないか、確認しておく必要があります。
症状が起こってきた場合は、甘いものやブドウ糖を口にして糖質を補充します。
低血糖かどうかを正しく判断するためには、症状が出たときに自己血糖測定器を使って血糖値を確認します。
専用の装置で血糖値を24時間測定する持続血糖測定を行うと、睡眠中などのより詳しい血糖値を知ることができます。
