細い血管の合併症は、糖尿病と診断されてから5年から15年で現れます。
個人差がありますが、神経障害、網膜症、腎症の順番で起こることが多いといわれています。
動脈硬化は、糖尿病予備群の段階からすでに始まっています。
糖尿病と診断されていなくても、血糖値が正常より高いと、動脈硬化が進行します。
特に、食事をしたあとの血糖値が急激に上がる食後高血糖で動脈硬化が進みやすいことが確認されています。
糖尿病は、肥満や運動不足と深く関わっています。
糖尿病の治療の基本は食事の改善と適度な運動です。
合併症を防ぐためには血糖値を十分下げることが何よりも大切です。
