糖尿病の合併症についてまとめてみましたので、ご紹介いたします。
糖尿病は、慢性的に血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が高い状態が続く病気です。
血液中にブドウ糖が異常に増えた状態が続くと、全身の血管が傷つけられ、その結果さまざまな合併症が起こってきます。
主な合併症には、細い血管が障害されて起こる網膜症、腎症、神経障害があります。
太い血管も障害されて動脈硬化が進むため、脳梗塞、心筋梗塞、閉そく性動脈硬化症なども起こりやすくなります。
糖尿病で恐ろしいのはこうした合併症です。
しかし、初期は自覚症状がほとんどないため、放置してしまう人が多く、糖尿病の人の約3割が十分な治療を受けていないといわれています。
しかし、放置している間も糖尿病は進行していき、合併症の症状が現れるころにはかなり悪化しています。
