■α−グルコシダーゼ阻害薬
この種類の代表的な薬品は、グルコバイやベイスンと言った製品があります。
食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。
食前に飲んでおくと、食べた物の分解や吸収の速度を遅らせる働きがあるため、食後の血糖値の上昇を防ぐことができます。
腸の中には食べた物の分解を助ける酵素がありますが、この酵素の名前が、α−グルコシダーゼと言います。
その分解酵素の働きを阻害するので、α−グルコシダーゼ阻害薬と呼ばれているのです。
比較的副作用が少ないようですが、食べた物の吸収速度を抑えるだけで、結局は食べた物は全部吸収されていきますので、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きだけと考えることができます。
