糖尿病になってしまう仕組みを考えてみたいと思います。
物を食べた後、体の中ではどうなっているのでしょうか?
まず、食物を食べると、胃で消化・分解され、その後も分解を重ねて、腸でブドウ糖へと変換されます。
ブドウ糖は、腸から血液中に取り込まれて行きます。
それと同時に、すい臓もインスリンを製造し、血液中にインスリンを放出します。
次に、細胞膜にある インスリン受容体 と インスリン が結合し、細胞の中にブドウ糖が入って行き、細胞が栄養を摂れるようになります。
ブドウ糖は、細胞の中に入っていき、血液中のブドウ糖量は減り、血糖値も下がり、正常な血糖値が維持されます。
健康な方であれば、このような仕組みで、食べた物がしっかりと体の栄養になって、健康を維持できるのです。
しかし、糖尿病の場合、このように、ブドウ糖が細胞に入って行くことができません。
明日、その原因をご紹介いたします。
