早期から積極的な治療をしたほうが抑制効果が高いそうです。
合併症を防ぐための対策として、早期から血糖値を積極的に下げることの有効性が最近の研究からわかってきました。
UKPDSというイギリスの臨床研究での報告です。
最初から薬物療法でHbA1cを7.0%程度に保ったグループと、最初は食事療法が中心でHbA1cを7.9%程度に保ったグループを比較したところ…
最初から薬物療法をしたほうが、10年間の経過観察中の細小血管障害の抑制効果が高かったそうです。
しかも試験終了後の10年間には心筋梗塞などの発症も抑えられたことがわかりました。
