薬をのんで悪玉LDLコレステロールの値が下がったら、いつまで薬は必要なのでしょうか?
薬でLDLコレステロール値を下げる目的は動脈硬化の予防です。
動脈硬化予防のためには、少なくとも5年は薬をのみ続けることが必要とされてます。
心筋梗塞や狭心症を起こしたことがある方や糖尿病の方は、リスクが高いため薬をやめることは慎重に考えることが大切です。
薬をやめるための条件としては、まずそういったリスクがなく、LDLコレステロール値がじゅうぶん下げられていることが必要です。
そして食事など生活習慣の改善がしっかり行えていることです。
その上で、例えば医師の判断のもと一定期間(1か月など)薬を中断してみて、値がかわらなければ薬の必要がなくなったと考えやめることも可能になります。
