どのくらいの量をとるといいのでしょうか?
脂質異常症の方には、日本の伝統的な食事をとる(ジャパンダイエット)が適しています。
日本の伝統的な食事には、食物繊維が豊富・大豆製品を多く使う・魚を多く摂取できる・動物性脂肪が少ない などの利点があります。
食物繊維は、摂取した食事からのコレステロールの吸収を抑え、排せつを促しますので、脂質異常症の場合1日25g以上とるように心がけます。
大豆製品に含まれる植物ステロールや大豆たんぱく質も、食物繊維と同様の働きがあります。
また、魚には中性脂肪を減らすEPAが多く含まれます。
できれば週に5〜6食以上とりましょう。
豚肉や牛肉を食べる場合は、脂身の少ない部位を選んで1食80gまでにするなど、とりすぎないよう注意が必要です。
LDLコレステロール値の高い方は、鶏卵や魚卵、レバーなどの内臓類も食べすぎないようにします。
