減塩、有酸素運動、睡眠の質アップで 血圧の変動を抑えましょう。
血圧が変動してしまうのは、喫煙や加齢、ストレスなどが原因と考えられます。
血圧の変動は誰にでもありますが、血管に柔軟性があれば、それほど変動しません。
血圧が上昇し、血管をかたくしてしまうのです。
血圧の変動をなくすには、減塩や有酸素運動、睡眠の質を向上することがポイントです。
睡眠中は血管が柔軟性を回復する大切な時間です。
寝つきが悪かったり、夜中に何度も目覚めたりしてしまう方は、眠くなるまでは布団に入らないなど、ぐっすり眠れるような工夫をしましょう。
東日本大震災のあと、被災地では脳卒中が急増したそうですが、食事や運動、睡眠などの見直しを指導したところ、脳卒中の高リスクの方の半数が血圧変動の改善に成功したそうです。
知らないうちに脳血管の小さな詰まりや出血を繰り返すことも多く、将来的に認知症や転倒などを招く危険性がありますので、血圧の変動にはくれぐれも注意してまいりましょう。
