血圧が高くなくても脳卒中が起こってしまうケースがあります。
血圧だけでなく、血糖やコレステロールなども高くないのに、脳卒中を引き起こすケースもあります。
血管に原因があるようです。
ある特定の血管にダメージが起きやすいことがわかりました。
いったいどんな血管なのでしょうか。
太い血管に直結する動脈がこの脳卒中の原因になっているようです。
穿通枝(せんつうし)という、太い血管に直結している細い動脈が詰まったり、破れたりすることが多いことが分かりました。
60代の4人に1人が危険領域にいるとされています。
脳内の血管が次々と詰まり、最悪の場合、血管がつぶれてしまうこともあるそうです。
ふつうの血管は、1本が二股に分かれ、さらにまた枝分かれ…というように、徐々に細くなっていきます。
一方、太さ0.5mmほどの穿通枝は、太い血管に直結しているため、血流の圧がかかりやすく、その結果、破れたり詰まったりしやすいのです。
また、ちょっとの刺激で血圧が変動しやすい方は要注意です。
