内臓脂肪型肥満に高血糖、高脂血症、高血圧のうち2つ以上を併発した状態で、成人病の一歩手前のことをメタボリックシンドロームといいます。
世界基準や日本での基準に多少ずれがありますが、もしメタボリックシンドロームと診断された場合は、体質改善につとめないと近いうちに成人病と診断される日が来てしまいます。
これらの兆候が重なることで、より病気のリスクが高まりますから、病気にならないように、その前段階で病気を食い止める意味でも、大事な診断材料となります。
特に、メタボリックシンドロームの傾向にある方は、正常体重であっても心血管疾患になりやすかったり、糖尿病になりやすいということが知られています。
本格的にその病にかかる前に生活習慣を変えることで病気を予防できます。
メタボリックシンドロームの状態を正常の状態にするには、まずは生活習慣の改善が大事です。
比較的メタボリックシンドロームからの脱出は簡単で、食生活や生活習慣の修正で十分な場合が多いです。
まずは自分がメタボリックシンドロームの状態にあることに気付き、できることから生活習慣を正していくことが大事です。
ちょっとした努力で改善することができます。
少し体重を落すだけで、リスクは確実に減ります。
