ごまは、コレステロールを下げる食品として、最近注目を集めています。
サプリメントなどにも利用されるようになっていますが、主成分はセサミンです。
セサミンは、脂質を分解する酵素が活性化され、作られる酵素の量か増えることが分かっています。
ですから、コレステロール値が気になっている方は、ごまを沢山食べるといいのです。
ごまに含まれるセサミンの優秀なところは、体に必要な脂肪の吸収は阻害せずに、コレステロールなどの不必要な分の脂質の分解や合成のために働いてくれるところです。
体内のコレステロールの値が高いときは、肝臓でのコレステロール合成を低下させてくれ、きちんとコレステロール値をコントロールできるところです。
また、ごまには不飽和脂肪酸のオレイン酸が含まれていますので、悪玉コレステロールを下げる働きがあります。
コレステロールの値はバランスが大事ですので、セサミンが脂質全体をコントロールしてくれることで、体全体のコレステロールバランスが取れることにもなります。
このように食品によってコレステロールを下げることができるのは、もう一つメリットがあります。
薬を使ってコレステロールを下げるよりも副作用や悪影響を最小限に抑えて、有用な効果が得られることです。
ごまが苦手な方でも、セサミンの成分だけを摂取できるサプリメントもありますので、試してみてもいいかもしれません。
