コレステロールの値には、毎日の生活習慣や食習慣が影響を及ぼしていることをご紹介してまいりました。
もう一つ大きな影響を与えるのがストレスです。
コレステロール値の上下にかなり影響しています。
ストレスを多く感じしている方は、当然のことながらコレステロール値も高くなってしまいます。
その原因は、ストレスが多くかかることによって自律神経が乱れてしまう為です。
自律神経の働きが乱れると、副腎皮質ホルモンやカテコラミンが分泌されます。
副腎皮質ホルモンは血液中の遊離脂肪酸の量を増やし、コレステロールや中性脂肪酸の合成を促進してしまいます。
カテコラミンには、血管を収縮させま、血圧を上昇させてしまいます。
その為、ストレス状況が長く続きますと、それだけコレステロール、中性脂肪の合成が促進させ、高脂血症を起こしやすくなってまいります。
