適量のアルコールは血行をよくしたり、食欲を増進したり、ストレスを解消したりするなどのメリットがあります。
また、善玉のHDLコレステロールを増やす働きもあるそうです。
適量のアルコールを飲む人は、まったく飲まない人に比べて心臓病にかかる率が低いことも、明らかにされています。
しかし、アルコールをとり過ぎてしまいますと、血液中の中性脂肪が高くなり、HDLコレステロールを減らしてしまいます。
中性脂肪値が高い方は、節酒や禁酒するだけで中性脂肪値が下がるケースが少なくありません。
日ごろから、お酒は適量を守って飲むようにしましょう。
適量とはどのくらいなのでしょうか… よく言われているのは、
1日あたりに飲む量は、ビールなら大ビン1本、日本酒なら1合、焼酎なら水割りでコップ1杯、ウイスキーならシングル2杯、ワインならグラス2杯といわれています。
コレステロールのコントロールの手段は何かといえば…、もちろん 食事、ストレス、運動 この3つの管理です。
またか と思われる方も多いと思いますが、それだけ重要なことだからこそ、しつこく言われているのです。
いまや 食事、ストレス、運動 の管理は成人としての常識といえるのでしょう。
血管は自覚症状も無く傷むことがりますので、自分の血管がどのくらい危険なのか、健康診断の数値からしっかりと自覚することが大切です。
わずかでも基準値を外れている項目があれば、生活習慣を見直すサインです。
生活習慣の改善で、動脈硬化の進行を防ぐことができます。
まだ大丈夫だろう などと考えず早めに改善しましょう。
早めに始めますと、毎日のことですから、少しの努力で済みます。
