LDLコレステロール の粒子の大きさは一様ではありません。
粒が大きいものと小さいものがあります。
小さく比重が重いものを小型LDLといいます。
この小型LDLが増えると動脈硬化がより強く促進されるため、超悪玉コレステロールといわれています。
小型LDLが血液中に増えると何故、動脈硬化を起こしやすくなるのでしょうか?その理由は…
LDLの粒が小さいため血管壁に入り込みやすく、抗酸化物質の含有量が少ないため、酸化されやすい。
排除されないため、血液中にとどまってる時間が非常に長い、ということがあげられます。
コレステロールのコントロールの手段は何かといえば…、もちろん 食事、ストレス、運動 この3つの管理です。
またか と思われる方も多いと思いますが、それだけ重要なことだからこそ、しつこく言われているのです。
いまや 食事、ストレス、運動 の管理は成人としての常識といえるのでしょう。
血管は自覚症状も無く傷むことがりますので、自分の血管がどのくらい危険なのか、健康診断の数値からしっかりと自覚することが大切です。
わずかでも基準値を外れている項目があれば、生活習慣を見直すサインです。
生活習慣の改善で、動脈硬化の進行を防ぐことができます。
まだ大丈夫だろう などと考えず早めに改善しましょう。
早めに始めますと、毎日のことですから、少しの努力で済みます。
