要注意のLDLコレステロールについてまとめてみました。
LDLコレステロールは一般的には悪玉コレステロールといわれています。
健康診断の項目で、LDL の数値には注意が必要です。
特にメタボリックシンドロームと判定されていなくても、この数値が単独で高めの場合には注意する必要があります。
LDLの数値が出ていない場合は、かかりつけ医など相談してみてください。
総コレステロールの数値から計算する方法がありますので、ご参考までご紹介いたします。
一般的に血液検査では、総コレステロール・HDLコレステロール(善玉コレステロール)・中性脂肪(トリグリセライド)は測定しますが、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)は測定されません。
中性脂肪が400mg/dl以下の場合は、LDLコレステロールは下記の計算式によって求められます。
LDLコレステロール=総コレステロール−HDLコレステロール−中性脂肪÷5
(中性脂肪が400mg/dl以上の場合は、直接LDLコレステロールを測定します。)
血管は自覚症状も無く傷むことがりますので、自分の血管がどのくらい危険なのか、健康診断の数値からしっかりと自覚することが大切です。
わずかでも基準値を外れている項目があれば、生活習慣を見直すサインです。
生活習慣の改善で、動脈硬化の進行を防ぐことができます。
まだ大丈夫だろう などと考えず早めに改善しましょう。
早めに始めますと、毎日のことですから、少しの努力で済みます。
