血管の障害をほうっておくと…
血管の障害は 潜在的に進行→血管が傷み始める→血管の変化 という段階を経て、 健康障害が起こる状態に至ります。
血管が傷ついて変化した状態の動脈硬化をほうっておくと、脳や心臓、腎臓に重大な健康障害が生じるようになるのです。
そうした事態を招く前に食い止めることが大切です。
脳、心臓、腎臓、それぞれの血管はいずれも太い血管から細い血管につながっているため、障害を受けやすい構造になっています。
これらは特に注意が必要な部位で、動脈硬化が進行すると 脳卒中・心筋梗塞・腎不全 を起こす危険性があります。
今までご紹介しましたように、健診ではこれらの血管の状態を知る検査項目が多数あります。
わずかでも基準値を外れている項目があれば、生活習慣を見直すサインです。
生活習慣の改善で、動脈硬化の進行を防ぐことができます。
まだ大丈夫だろう などと考えず早めに改善しましょう。
早めに始めますと、毎日のことですから、少しの努力で済みます。
