健診結果に異常が増えてきたら…
健診結果に基準値を外れる項目が増えるに従って、血管の障害も進行していきます。
たとえば、腹囲、BMI、肝機能を示す数値(γ-GT、ALT、ASTなど)に変化が現れてきた段階では、血管の障害は潜在的ですが、血中脂質や血糖、血圧に異常が現れると血管が傷つき始めています。
動脈硬化が進行すると、尿たんぱくや眼底検査、心電図などの項目にも異常が出るようになり、最終的には脳卒中や心筋梗塞などが起こる可能性が高まります。
このような健康障害を予防するためには、それ以前の段階でしっかりと対処する必要があります。
わずかでも基準値を外れている項目があれば、生活習慣を見直すサインです。
生活習慣の改善で、動脈硬化の進行を防ぐことができます。
まだ大丈夫だろう などとつい考えてはいけません。
