私は中学生のときから、腰痛、肩こりがありましたが、これがあたりまえだと日々過ごしていました。
大学卒業後は、福祉の仕事をしていました。
デイサービスの仕事をしていたときのことです。
いろいろな行事、レクリエーションを企画していましたが、楽しんでいただけるのはいつも同じ方々でした。
お誘いをしても「腰が痛いけえできん」「膝が痛いけえできん」と言われ参加されません。
痛みがあれば、楽しめず、やる気もでないので、痛みの軽減が必要で、何かいい方法はないかと考えるようになったのです。これに対して何もできず不甲斐なさを感じていました。
そして、多忙な日々が続いていたときです。腰痛が悪化して仕事ができないくらいになってしまいました。
そのとき、職場の方の紹介でカイロプラクティックを受けました。
嘘のように身体が軽くなって楽になり、こんなにいいものがあったなんてこの時、初めて知ったのです。
これだ！とピンときました。介護予防というのが出始めのときでした。
確かに、筋トレ、栄養改善、口腔機能向上は大切だとは思いましたが、まず、痛みがひどいとやる気が起きません。
このとき、カイロは介護予防になる！と感じました。
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それから、カイロの勉強をする決意をしたのです。
福祉の仕事をやめて日本カイロプラクティックドクター専門学院に入学しました。
このとき、家族みんな賛成してくれて応援してくれました。
本当にありがたかったです。
ですが子供も2人いますので、学校だけというわけにはいきません。養っていかないといけません。
仕事と勉強と両立いう過酷な日々が始まったのです。
苦労しました・・・
夜間ヘルパーやグループホームに勤めて生計を立て、授業以外は、学校の付属院で見習い、学生同士で練習を続けました。
家でも、妻、子供に協力してもらい毎日、触診、検査、矯正、ほぐしなど練習しました。
休みの日は、家族サービスもしっかり行い、寝る間も惜しんで夢に向かって邁進しました。
覚えることが多すぎて大変でしたが、毎日新しい発見があり、人の身体を知ることは楽しく感じ充実していました。
ですがなかなかわからず、悩んだり、苦労の連続でした。
身体はかなりきつかったので、今となっては、よく倒れなかったと思います。
これまで、一番迷惑をかけてしまったのは家族です。
今の私があるのは、家族の支えのおかげです。
家族に感謝の気持ちと、申し訳なかったという気持ちでいっぱいです。
また、支えてくれた先生や一緒に学んだ学校の仲間のおかげです。
すばらしいこのご縁に感謝です。
平成２２年４月に、自分の目指すべきカイロプラクティックを追求するために開業しました。
世の中には、つらい思いをしている方々がたくさんいらっしゃると思います。
多くの方々にカイロのすばらしさを知っていただき、楽しく快適に生活をして頂けるようお手伝いができることが生きがいです。
あなたに喜んでいただけるよう、知識、技術の向上に日々、精進していこうと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
カイロプラクティックレギュレーター
院長 吉田 賢史（よしだ まさふみ）
