味菜 小料理

地下の小さな入口を抜けると、驚くほどカラフルで心が躍る空間が広がります。この場所は、あるプラザの近く、地下鉄の便利な立地に隠れていますが、地図を頼りにすればすぐに見つかります。

開店と同時に訪れた私は、ゆったりとした時間を楽しむことができました。店内は、数席のカウンターと、広々とした掘りごたつの座敷席で構成されており、どこか家庭的な雰囲気が漂います。昼間はカラオケも楽しめるようで、座敷が中心の落ち着いたスタイルが魅力です。

まずはハイボールで乾杯。仕事の疲れを癒やしながら、LINEのメッセージを見る予定でしたが、この店の居心地の良さに引き込まれ、結局は楽しい飲食に夢中になりました。

提供された小鉢は、見た目にも美しく、味わい深いものでした。店内には、女将の趣味である油画の作品があちこちに飾られており、食事だけでなく視覚でも楽しませてくれます。

続いての餃子は、にんにくを使わずに作られており、もっちりとした食感が特徴です。じゅんさいは女将の故郷、秋田からのもので、新鮮そのもの。最後に登場した鯖の昆布〆は、昆布の風味がほんのりと感じられ、美味しさの中にもう一つの深みを発見しました。

予定していたLINEのメッセージ処理は後回しになってしまいましたが、美味しい料理と素敵な時間に満足し、心地よい誤算となりました。この隠れ家のような場所で、味わい深い料理と特別な時間をぜひ体験してみてください。