今回は、「頭痛の中でも特に多い緊張性頭痛」についてお話ししていきます。
緊張性頭痛は一般的には「締め付けられる痛み」と表現されます。
その理由として、「何らかの影響」で筋肉が引き延ばされて、神経などを圧迫して痛みが生じるためです。この「何らかの影響」は多くの理由があります。頭痛が生じやすい人や頭痛の誘因因子がありますのでご紹介していきます。
【誘因因子で多いもの】
まず誘因因子でよく耳にするのは首や肩こりです。
首肩の筋肉が凝り固まることで頭皮、脳への血液循環が悪くなってしまいます。循環が悪くなると血管内に老廃物が溜まりその老廃物を流そうとして血管に負担をかけるため頭痛が生じます。
また、肩こりにより肩周りの筋肉が硬くなり、その硬さが頭皮を引っ張ってしまい痛みが生じるケースもあります。「たかが肩こりで…」って思っていても、放っておけば、頭痛以外の他の症状にも発展しかねないので注意しましょう。
その他の誘因因子で多いのは身体的ストレスです。
過剰にストレスを感じるようになると、自律神経の中の交感神経が常に優位な状態になります。交感神経が優位に働くと、無意識に筋肉に力が入ってしまい、その影響で頭痛が生じます。
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