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鎌倉時代の地頭山田重忠公所縁のお寺で、室町中期までは隣接地に川村北城があったお寺

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投稿日

同お寺は曹洞宗の禅寺で、織田源氏、山田重忠公(鎌倉時代の武将で御家人)の末裔、岡田(津田)与七郎公が同寺を開山しました。

重忠公の功績(神社仏閣の開祖、建立など)は以前エキテンでも紹介させて頂きましたが、現在の名古屋市北西部、瀬戸市、長久手市一帯に知行があった地頭でしたので、「エキテン 神社」又は、「エキテン 寺」で検索しながら是非ご覧下さい。

さて、山門前に立つと、奥は鬱蒼と薄暗いような感じでしたが、山門を潜ると樹齢400〜500年以上の銘木が立ち並んでおり、門前とは違い明るい境内でしたね。

仏殿横を通り抜けると竹林が奥に広がり、そこを通り抜けて程無く行くと、随分古そうで立派な五輪の塔2基が立ち並び、その横には、その当時(400年前)であろうか岡田時常公の墓石があり、薄っすらではありますが、「岡田伊勢守時常」と現認出来ました。
写真でも確認できますので、是非確認して頂きたい。

色々な五輪の塔を見ていますが、大きさ1.5m位の余り大きなものではありませんが、年輪を重ねた苔むした墓石は月日を物語っていますね。

歴史ポイント
同お寺の近隣地(庄内川近く)には、中世、室町時代中期まで川村北城があり、川村北城主は、織田伊勢野守家一族の津田(岡田)遠江守武永公が築城し、その後娘婿である岡田時常公の居城でした。
しかしながら都市開発などの影響で、城址の痕跡は見当たらなかったです。
誠に残念でした。

お寺の簡単な参拝方法
山門の前でご本尊に向かって会釈し、手水舎で身を清め、ご本尊では賽銭を入れ、鰐口などの鳴らし物があれば鳴らし、胸の前で合掌して祈ります。
また、仏閣には色々な古い歴史がありますから、調べると意外に面白いですよ。
ご住職が滞在されたら、お聴きすることも失礼ではないですね。

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写真

概要

店舗名

大永寺

ジャンル

電話番号

住所

愛知県名古屋市守山区大永寺町208

アクセス

最寄駅
バス停
  • 守山プールから220m (徒歩3分)
公開日
最終更新日

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