口コミ
同神社は織田信秀公が築城した末森城があった神社で、織田家とは大変所縁のある神社で、末盛通りを入った場所に同神社があります。
境内に入る前には大鳥居があり、大鳥居の左横には「末森城址」の案内板があります。
同神社は、公共交通機関の便も良く、名古屋市営地下鉄東山線、覚王山駅又は、本山駅から徒歩５分の至便さですから、車でなくとも訪れることが出来ますね。
同神社は、織田信行公が白山比羊神社を勧請して以来、白山神社、浅間神社、一ノ御前神社が鎮座していましたが、昭和になり各神社を合祀し、末森城址を城山と称して現在の城山八幡宮となったようです。
さて、同神社一帯が末森城の城郭と言っても過言ではなく、大鳥居（中央の神道を避け、左側通行）を潜ると階段となっており、階段の中腹辺りに広い空間があり、左右を見渡すと城址の空堀が未だに残っているため、中世城館が好きな方でしたら、それだけでも観る甲斐がありますね。
その中腹スペースから上階段を登ると、再度、神域の鳥居が現れ、そこから神殿に向かいます。鳥居の右後ろには、名古屋市が昭和初期に建立した「末森城址」の大きな石碑があります。
本殿に進みお参りをさせて頂きましたが、柏手を打つと心が軽やかになりますね。日本人で良かったと思う瞬間です。
社務所受付では、信秀公に纏わるものをお聞きしましたが残念ながら、空堀、土塁、石垣の一部とのことでした。
神社仏閣に訪れた場合は、神社仏閣の関係者に歴史に纏わることを聞かれるともっと楽しい巡回が出来ると思いますね。
その後、合祀された神様の社を巡りながら帰路につきました。
また、同神社特有のご利益としては、同神社の御神木である「蓮理木（れんりぼく）」は一度分かれた幹が再び連なる成長するという例えから古来より吉兆とされており、夫婦円満、縁結びの御神木として信仰があるようです。
現代風に表現すれば、同神社と名古屋市北区にある「山田天満宮」（同エキテンでも紹介済みですのでご覧下さい。）と高鉾神社を併せ、恋愛成就の巡礼スポットとなっているようです。
尚、駐車場も完備していますが、車でしたら大通りである末盛通り（地名の末盛の盛は森ではない）から入庫（駐車）して下さい。
神社の裏手は住宅地とお寺町ですので、道が細く駐車スペースもありませんので、必ず表に回って下さい。
中世城址と城山八幡宮は、歴史感があり、面白いと思いますので、是非お勧めしたい場所ですね。
歴史ポイント
末森城主、織田備後守信秀公は、織田右大臣信長公の父で、信秀公が尾張織田家の礎を作りながら勢力拡大に伴い、那古野城を今川氏から奪還し、古渡城を築城した後、同末森城に居城を移したようです。
また、信秀公は同城で逝去され、その後は信長公の弟君である信行公が城主となりましたが、信長公に２度も謀反を企み、１度は許したものの２度目は謀殺されました。
尚、信秀公の家臣には、小豆坂の戦い七本槍で有名な、中野又兵衛忠利公、佐々成正公、下方貞清公などの武将がおり、信秀公が末森城で逝去した後、信長公に仕えました。
縁結び
- 投稿日
縁結びの杜として有名です。
本山駅から歩いて5分くらいのところにあります。バスだともっと近くまで行けたようです。
参道付近は桜が綺麗で素晴らしく眺めですヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ！
落ち着いた雰囲気の中美しい桜を見ているだけで幸せな気持ちになれます！
地下鉄・本山駅1番出口から徒歩10分ほどです。
織田信長の父、織田信秀が築城した末森城の城跡にあります。
境内の北西にあるアベマキは、途中で幹が分かれ、上部で合わさっているため「連理木」と呼ばれ、良縁、夫婦円満の御神木として信仰されているそうです。
「恋の三社めぐり」の記念品を授与しています。（他二社は高牟神社と晴明神社）
拝殿の西側、末社の前にはヒトツバタゴの木があり、5月上旬には、積雪のように、白い花が咲きます。
色上紙にコピー刷りの御案内が、拝殿横や手水舎横に設置されたケースに何種類もあり、どちらかといえば小さな神社ながら、いろいろと熱心です。
拝殿前や自動車清祓所のある本丸跡は開けた感じがあるものの、周囲は木々の多い空堀跡も残ってます。石段や坂道が多少急ではあるものの、ちょっとした散策にも良い場所です。
写真
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