東嶋屋

平日のランチタイムに、ずっと気になっていたお店を訪れました。メインに選んだのは、お店の名物であるライスカレー。調子に乗ってレモンサワーも注文し、空いていた店内でリラックスしながら待ちました。

提供されたライスカレーは、まさに黄色いビジュアルが印象的。聞けば、小麦粉を油で練り合わせ、カレー粉を控えめにすることで、この色合いになるそうです。スパイス感は穏やかながらも、豚肉と玉葱が煮込まれた重厚感のあるカレーで、その深みはやや控えめながらも、付属のウスターソースが味わいに奥行きを加えてくれました。

このカレー、塩味で調味されているため、味の輪郭はとてもまろやか。しかし、ウスターソースを加えることで、味わいに起伏が生まれ、驚くほどに美味しくいただけました。店主によると、カレーのメニューはこの黄色いカレーと、醤油味の蕎麦屋スタイルのカレーとを併用しているそうで、その選択肢の豊富さもまた魅力です。

今回の訪問で、見た目の印象とは異なる深い味わいのライスカレーを発見し、大満足のランチとなりました。次回訪れる際には、カレーの種類を改めて確認し、また新たな味わいに挑戦してみたいと思います。このような懐かしさと新しさが融合した味わいを提供してくれるお店に出会えたことに感謝します。