兵庫県姫路市にある香寺民俗資料館は、江戸時代末期に建てられた豪商の屋敷を移築した歴史的建造物で、「兵庫住宅100選」にも選定されています。館内には、館長が長年にわたり近畿一円から収集した、約10万点にもおよぶ膨大な民具や農具、古文書などが展示されています。
これらの資料は、昭和初期までの人々の暮らしぶりや文化、生活様式を伝える貴重なものです。また、敷地内には茅葺きの別棟もあり、当時の人々の暮らしをより身近に感じることができます。庭園では、毎年6月中旬に美しい沙羅の花が咲き、訪れる人々の心を和ませます。歴史的な建物と豊富な展示品を通して、懐かしくも新しい発見ができる資料館です。