京都文化博物館は、旧日銀のレンガ造りの洋館と、現代的で機能的な鉄筋の建物が一緒になっていて、内装は前からキレイだったんですが、最近さらにリニューアル!映像設備やエスカレーターが充実しました。
個人的には、京都市内にある公立系の博物館・美術館の中では一番キレイで飲食店やお土産物店も充実していると思います。また、烏丸三条に位置していて、四条通りからも歩けるし、近くには新風館などもあって、交通の便も良いです。
「日本画 きのう京あす」展は、その名の通り、京都で活躍した日本画家たちの作品が古いものから最近のものまで勢ぞろい。450点もあるそうです。その分、一つ一つの画に対する解説はないのですが、見るだけでも十分楽しめます。日本画というと、水墨画や美人画などのイメージで正直とっつきにくい印象だったのですが、そんなことはぜ〜んぜんありませんでした。風景画や、一見日本画に見えないような前衛的なものまで幅の広い画たちが並びます。学術的な解説がないと、それはそれで自分の感性(好み)で鑑賞を楽しめる良さもあるんだと気づきました。
常設展も充実してリニューアル。
一見の価値ありです。