血流力が低下すると、血液が隅々まで行き渡らず全身に酸素や栄養を届けられないばかりか疲労物質も回収できないため「疲れやすさ」や「冷え性」といった症状につながります💡また、心臓や肺にも酸素が十分に供給できず「動悸」や「息切れ」にもつながるのだとか。もしこの状態を放っておくと「心筋梗塞」や「脳卒中」など重大な病気のリスクも高まると言います。さらに、骨の中にも血管は通っており、血液を通じて栄養を届けることで骨を丈夫にしています。そのため、血流が滞ってしまうと十分に栄養が届かず「骨粗しょう症」につながる恐れも。脳も同じく、血流が滞ることで「認知症」のリスクが高まってしまうそうです。
血流力が下がる原因は?
<糖質と脂質でドロドロに 原因(1)「血液の質」>
血液で注意すべきは「糖質」と「脂質」。この2つが血中に多いと、質が悪くなってドロドロになるため血流の悪さに直結してしまいます。健康診断で「血糖値」「中性脂肪」「LDLコレステロール」が下記の基準値より高い場合は、ドロドロ血液になっている可能性があるそうです。
<動脈硬化も改善!原因(2)「血管内皮細胞」>
心臓から全身に血液を運ぶときに血管は収縮を行い、適度な量の血液を全身に供給しています。その血管の収縮を行い、血流を一定に保っているのが「血管内皮細胞」。つまり、この細胞の機能が低下すると、血流力も下がってしまうのだとか。先生によると、血管は一度硬くなったりプラークができたりするとなかなか元には戻らないそうですが、血管内皮細胞機能に関しては回復させることができるとのこと。血管内皮細胞機能が回復すると、動脈硬化の予防・改善にもつながっていくそうです。
原因は生活の中にあり!血流力を下げる悪習慣
血液の質・血管内皮機能が下がる原因の多くは生活の中に‼️
<血流力低下を招く生活習慣>
下記の項目に4つ以上当てはまる場合は、血流力が下がっている可能性が‼️
□食物繊維が足りていない
□肉・魚をあまり食べない(たんぱく質不足)
□甘い物をよく食べる(間食が多い)
□運動不足・筋力不足
□座っている時間が長い
□塩分が多い
□睡眠不足
□ストレスの多い生活
