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土岐一族の土岐(明智)民部小輔頼重公が開山した由緒あるお寺

5.00
投稿日

土岐市郊外の山手の位置し、美濃国妻木城主、土岐民部小輔頼重公が1354年(室町時代初期)に夢窓国師を招いて開山したその弟子が創建したお寺です。

私自身、数多くの仏閣を巡っていますが、同寺の壮大さ一目で判断出来るような立派な寺院でした。また、駐車場は山門の真横にある広大な駐車場でした。

また、本堂の向かって左側の奥には妻木氏(土岐氏又は、明智氏とも称する)本家二代(妻木頼利公、頼次公の二代)とその奥方の墓所がありますが、残念ながら普段は公開されておらず、ご住職も不在でしたので、残念でした。
そのほか同寺で、徳川家康公書状などの重要文化財も数多く蔵しているようです。

さて、山門を潜ると本堂に続く歴史を考えさせられるような風情ある階段を上がり、本堂が空いていたため、靴を脱ぎ本堂内に入ろうとすると、警備上の関係かチャイムが鳴る仕組みとなっており、暫くするとご住職の若奥様らしい方が来られ、「おはようございます。お寺に興味があり瀬戸市からお参りに参りました。」と声を掛けたところ、「ご苦労様です。どうぞ拝観下さい。」と丁重且つ、優しい言葉で返答が返って来て、本堂を後にするまで、色々な質問(妻木氏、妻木城址、同寺の歴史等)での応対をして頂きました。

尚、同寺の拝観が終った後、近隣にある妻木館本陣跡(後記述)に出向き、妻木城址(山城)に目指し登頂して来ました。標高400数十mの登山でしたが、急坂と前日の雨での泥濘と滑りに手古摺りましたが登頂すれば中世の石垣と土岐市又は、東濃地方を見渡す絶景が見られました。
但し、往来30〜40分程度の登山ですが、ツキノワグマにも注意が必要なため、硬い長棒と大きな鈴を用意して楽しんで下さい。出来れば前日を含めて晴天日が理想です。

土岐(妻木)氏が建立した所縁の同寺と、妻木陣屋跡、妻木城址(登山を含め)巡りを是非、お勧めしたいですね。

歴史ポイント
1.同お寺を開山(開基)した人物は、土岐一族である土岐民部少輔頼重公(明智彦九郎頼重公)又は、当地の地名に因んで、室町時代末期には、妻木氏と改姓したようです。
2.土岐一族の有名な姓名は、土地に因んで、遠山氏、明智氏などの名前に改姓しました。有名なのは明智光秀公、遠山金四郎公などですね。
3.妻木氏が所領していた妻木城址は、同寺から400〜500m程行った場所に陣屋として残っていましたが、嫡子に恵まれず、改易(城、陣屋の廃城)となりましたが、所領の一部である1,500石は、名門として妻木一族に受け継がれたようです。
4.妻木城は、城ではなく陣屋扱いとなり、1万石未満ですから直参旗本となりますが、名門妻木氏は参勤交代を許された交代寄合格の旗本として、大名に準ずる待遇を受けたようです。

31
にす
にす さん

妻木氏

4.50
投稿日

歴史上有名なあの明智光秀の一族である妻木氏の菩提寺で700年近い歴史があります!
寺の山門は妻木城屋敷のものが移されたと言われており立派です。
歴史好きの人には要チェックのポイントです!
歴代城主のお墓もあります!

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写真

概要

店舗名

崇禅寺

ジャンル

電話番号

住所

アクセス

最寄駅
バス停
  • 妻木神宮から150m (徒歩2分)
公開日
最終更新日

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