旧社格:県社
神紋:十六菊
摂末社:3

口コミ

鹿児島県で一番古い神社で、島津家の保護にあった由緒ある神社

5.00
投稿日

同神社は、鹿児島県出水市にある由緒ある神社で、奈良時代の創建とのことで、島津家始祖の島津忠久公から50石を寄進され、島津氏の薩摩を統治してからも薩摩国の総社として尊崇されており、社殿改築して60石を安堵されていた由緒ある神社です。
鹿児島県内では最も歴史が古い神社のようで、加柴久利神社(かしくり)と米ノ津天満宮に社務所が分かれています。

さて、神社自体の境内は広大で、大鳥居から車で社殿前の駐車場まで入ることが出来、その後は手水舎で手を清め、天照皇大神(あまてらす)が鎮座されている本殿でお詣りを行った後、加柴久利神社の社務所で600円(加柴久利神社と米ノ津天満宮の二箇所)を納め、ご朱印を頂いた。
二神社のご朱印は団体さんが多く、印刷されたものであったが、特別にご朱印帳に二神社のご朱印を押して頂いた。

また、神主さんが大変親切で、話し上手な方で、鹿児島弁の方言が無いためどちらから来られましたかとの問いに、「名古屋から家内の在所に・・・」と応えると、家内を車に残して10分程度の長い立ち話となりましが、同神社の歴史を伺うことが出来、良かったと思いましたね。

家内の在所から車で5分程度の場所にあり、長女が生まれて間も無くお詣りに訪れた神社であり、家内が子供の頃から祭礼などでよく訪れた神社であったので、親近感と神主さんの丁寧な接待に満足した訪問でした。

同神社に訪れた際は、神主さんとお話しされることもお勧めしたいですね。

歴史ポイント
同神社の近くには「野間之関所」があり、薩摩国は他国と鎖国状態に近い様な政策を取っており、出水市は薩摩国と肥後国との境目の薩摩国の最大の防御地であったので、出水市麓にある郷士の武家屋敷群と並び、薩摩を守る重要な役割を持った関所であったようです。また、「野間之関所」配下には数ヶ所の番屋があり、厳しい人抜けを防いでいたようです。関所役人は郷士にて、武士と農民の両方の役目を持ち、身分が低い武士でした。
坂本龍馬(在所は商家)と岩崎弥太郎(三菱の創始者)も土佐藩下の郷士の生まれです。

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写真

概要

店舗名

加紫久利神社

ジャンル

電話番号

住所

アクセス

最寄駅
バス停
  • 加紫久利公園前から180m (徒歩3分)

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