口コミ
四国八十八箇所巡礼の旅で参拝しました。天平13年(741年)、聖武天皇の詔によって建立された国分寺の一つで、四国八十八箇所霊場の第五十九番札所です。本堂は焼失や再興を繰り返し、現在の立派な建物は1789年に再建されたものだそうです。境内には「握手修行大師像」が祀られていて『お大師様も忙しいので願い事は一つだけ…』とあったので、巡礼の旅の安全をお願いしました。その他にも功徳や福徳円満のご利益がある「とくとく弁天」や七つの災難を除き、七つの幸福を授かる「七福神」などが祀られていて様々なご利益を授けて頂けるお寺でした。
四国八十八箇所霊場の第五十九番札所です。天平13年(741年)、聖武天皇の詔によって建立された国分寺の一つです。境内に入ると正面奥に本堂、右手に大師堂、左手に金比羅堂があり堂々たる構えを見せています。境内には一つだけ願いを込めて握手すると願いが叶うという「握手修行大師像」や功徳や福徳円満のご利益がある「とくとく弁天」、七福神などが祀られていていろいろなご利益が得られそうでした。

握手修行大師像
- 投稿日
清正乃湯からリスタートとなりましたが、仙遊寺から少し下った分岐まで戻り、国分寺方面の看板に従って国分寺を目指しました。途中で看板を見失いましたが、蒼社川河川敷に沿って下り、県道156号を発見し、迷うことなく到着できました。
駐車場から境内に向かい歩くと、左に石段があり境内に行けます。そのまま直進すると、塔の礎石など寺が最盛期の頃の遺跡が見られるそうです。
国分寺は各国に建立された寺のため、寺の名前は四国遍路3回目の登場です。遺跡の規模からして、当時は相当な敷地があったそうです。
石段を上がると境内があり、すぐ右に御本尊の薬師如来の持ち物とされる薬師の壺があり、祈りながらなでると万病が治るといわれています。そのすぐ横には右手を差し出した姿の弘法大師の石像があり、願いを込めて握手をすると願いが叶うと言われています。
鐘楼は勝手につけないようについたてがされていました。
最盛期と比べると何分の一になっているのか分かりませんが、境内中央に本堂、右手に大師堂があり広さで言えば、今まで回ってきた中では並のお寺です。おそらく周辺の平地は荘園だったのでしょう。
今でこそ境内は小さくなったようですが、1300年近い歴史があるため、文化財に指定されている当時の書物をたくさん所蔵しているそうです(公開はされていません)。
国分寺の近所にバイクを買った店の系列店があるので、オイル交換に寄ろうと思っていたのですが、ひとっ風呂の都合で予定がずれたため、もう一寺回ってからにすることにして、本日最後、三十六不動の二十一番札所満願寺へと向かいました。