粟 ならまち店

奈良の観光におすすめの場所は、世界遺産の名所以外にもたくさんあります。
散策におすすめなのが、こちらのお店があるならまちと呼ばれる町家づくりの建物が保存んされている地区です。
風情があって、素敵な街なみを見られるんです。
そのならまちには、おいしいご飯やさんがたくさんあります。
そのうちの一軒がこちらのお店「粟ならまち」さんというお店です。
奈良の伝統野菜や大和牛を楽しめるコースが、3900円とお手頃なお値段で、すごく充実した内容でした。
籠に盛られた小鉢の数々に一人鉄板焼きのプレートで出していただいたステーキも厚切りで、煮物もやさしい味わいで、ちいさなデザートまでついて、品数もたくさんでした。目にも舌にもおいしい旅の食事に大満足でした。

とれたての野菜を使った料理を提供してくれるお店です。
ランチ粟「収穫祭」御膳２９００円をいただきました、カゴに前菜、大和牛、天ぷらや黒米ごはん、デザートなど盛りだくさんで、約３０種類以上の野菜が使われてヘルシーで食べるのがもったいないくらいかわいいです。

粟『大和と世界の野菜コース』をいただきました。待っている間、野菜の資料ファイルとかを見てくつろげました。最後のデザートに清澄の里銘菓『むこだまし』と飲み物もご馳走になりました。美味しかったです。今度は母と姉も連れて行きたいです☆

奈良のガイドブックには必ず載っていて、写真も美味しそう＆名物料理の少ない奈良で地元野菜をいろいろ食べられそうということで、憧れていたお店でした。
旅行の４〜５日前にランチを予約しようと思って電話してみたら、なんと１ヶ月半待ちとのことでびっくり！
でも、平日だったからか夜の予約は運よく取ることができました。
評判がいいのは知っていましたが、予想を上回るほどの人気店なんですね〜。

予約の時点でコースの種類を聞かれ、せっかくなので「大和牛と野菜」のコース（5000円）にしてみました。
他に野菜のみのコースと鍋のコースがあります。


当日はタクシーで向かったのですが、お店の正確な位置がわからず電話で確認したら、車を停める場所で（そこから路地に入ってすぐだったのですが）、お店の方が迎えにいらしていただいていて気配りに感動しました。

古い町家を改装したお店ということで、入口は狭いのですが奥行きがある造りです。
できてからそれほど年数は経ってないのか、店内はとても新しく綺麗で、木のいい匂いがしました。
掃除もとても行き届いていて、いい気が流れているようです。


席は、二階の屋根裏のような天井の低い隠れ家風の場所でした。
階段が梯子のように急なので、下りは特に恐かったです。
何度も料理を上げ下げする店員さんは大変かも・・・。
席は四人掛けが二つですが、この日は個室状態で気がねなくゆっくりできました。
窓からは中庭が眺められます。

ガイドブックなどに必ず写真が使われる、籠盛りの前菜がとても華やかで、気持ちが盛り上がりました。
続く吉野葛を使った野菜の煮物と共に、地元の大和野菜がいろいろと使われていて、聞いたこともないような野菜の名前もたくさん。
他は失念してしまいましたが、宇宙芋というとても変わった名前と形のお芋は特に印象的でした。

それらの野菜はインテリアの一部のようにテーブルや床に飾られてもいるのですが、お料理を運ぶ際に店員さんが丁寧に実物を見せて説明してくれました。
特に煮物が上品で滋味溢れる優しい味わいで、じんわりと身体も温まる感じで本当に美味しかったです！


そして、メインの大和牛の陶板焼き。
ステーキのような分厚いお肉が柔らかく旨味たっぷりでとろける美味しさでした〜。
タレ、ポン酢、岩塩と三種類味が楽しめるのですが、私は岩塩が一番好きでした。
〆はごはんでなくつけ縄麺というのが珍しいですが、つるつると喉越しがよくさっぱりと食べられました。

ゆっくりペースで出てくるので、食事に2時間くらいかかり、けっこうボリュームもあったはずですが、変にもたれる感じもなく満足感が高かったです。
料理もサービスもとても質が高いもので、人気のわけがよくわかりました。
ランチの方が値段はお得だと思いますが、旅行客だったら夜にゆっくり時間をかけて味わう方が向いているお店かもしれませんね。
予約が取れれば、またリピートしたいです♪

投稿者

ハナ

投稿日

2013/04/03

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