口コミ
延暦20年征夷大将軍坂上田村麻呂公によって創建されたという古い歴史を持つお寺です。境内入口には鳥居が建てられていて神仏混淆の社寺となっているようで、山肌に沿って建てられた毘沙門堂や岩面大佛など見どころは充実しています。
天台宗のお寺で達谷窟毘沙門堂の別当寺になり、毘沙門堂の創建翌年の延暦二十一年(802年)に奥真上人によって開創されました。京都の清水寺を模して作られたそうですが、岸壁にはめ込むように造られた建物を見て、よくこんな場所に建てたなあと感心しました。毘沙門堂は火災で2度焼失し、現在のものは昭和36年に再建されたものだそうですが、岩壁と一体化した毘沙門堂は素晴らしいのでした。お堂内は撮影禁止です。拝観料は大人500円です。

毘沙門堂がすごい
- 投稿日
平泉から少し車で行ったところにあります。
毘沙門堂はまるで岩から生えてきたように
建築されており、階段を上って中にも入れます。
内部はごつごつした岩が突き出ていて、うまく造ったものだと感心しました。
また「岩面大仏」という巨大な大仏さまも見られます。
摩耗により少し分かりにくくなってはいますが、一見の価値があります。
「たっこくのいわや」という岩窟に建てられた毘沙門堂と岩面大仏という崖に掘られた大仏がある。残念ながら大仏は何年か前の台風で崩れてしまっていた。
厳美渓からのタクシーでの帰り道に途中下車して立ち寄ったが、バスもあるようだ。
征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷討伐の記念に建立したと『吾妻鏡』に記されている由緒正しい寺院。

達谷のいわや
- 投稿日
初めて訪れた時、岩に彫刻された仏さまの顔が車の正面にどどーんと登場してワクワクしました。
厳美渓を見てガラス館から道路沿いに平泉へ向かって走ってゆくと現れます。
悠久の歴史を感じさせるような雰囲気もあり、ひなびたような雰囲気もあり、そこが魅力だと思います。
巌を通過してまっすぐ走ると毛越寺、中尊寺へと通じます。
人通り多くない場所に立地しているので、平日なら割とひっそりしています。