口コミ
常時400点ほどを常時展示し、季節によって展示の内容が変わる美術館です。
かんざし収集家・岡崎智予のコレクションを小澤酒造が継承したとのこと
江戸時代から昭和の櫛やかんざしを中心に、紅化粧の道具「紅板」など
約4000点を収蔵しています。
入館料600円、開館時間10時から17時
女性ならずとも美的傾向のある男の人でも溜め息がでるはず
- 投稿日
かつて日本髪を結っていた女性達には
髪飾り、つまり櫛や簪はなによりの贅沢な品であり
時には大切な人から贈られる愛が吹きこまれたものだったわけで
青梅線沢井駅から歩いて10分ほどの場所にたつ
白漆喰平屋建ての大きな美術館は
一人の女性収集家が集めた4000点からの櫛、簪、筥迫、筆立てなどが
ゆったりと観賞できる豪華で贅沢な空間です
娘時代、お正月になると大振り袖の着物に
結綿や潰し島田などを結ってすごし
それ以外にも着物で過ごすことが多かったわたしには
簪や櫛などは大好きな品でもあり、珍しいものを探すことも楽しみでした
上野の博物館へこれらの品を見に行くほどでしたから
ここを知ったときはすぐに出かけて
個人コレクションでこれほど見事なものが見られるとは!
と感動したものです
鼈甲、水晶、象牙、金銀、木、瀬戸物とその素材も多岐にわたり
職人の技を尽くした、日常使いの品なのに芸術品で
なんどでも溜め息が洩れます
武家の女性が持っていた筥迫も
また今で言うメイクアップパレットになる紅板もあり
さらに様々な日本髪の展示も見られます
ひとつひとつをじっくり観賞していると
今の女性の髪型のなんと味気ないことかと、変にガッカリしたりして^^
休憩室も多摩川を眼下に望み、視線をあげれば奥多摩の山脈が目を癒やし
さらに川を渡って駅の方へ戻れば
銘酒酒造澤ノ井へ行けるようになっています
近隣に見るべき場所として玉堂美術館もあり
桜や新緑の季節をむかえるこれからの季節のお出かけには
ぜったいに外さない方がよいですよ、とおすすめします
写真
概要
店舗名
サワノイクシカンザシビジユツカン
澤乃井櫛かんざし美術館ジャンル
電話番号
住所
アクセス
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- 最終更新日