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ゆいレールの県庁前駅から歩い10分ほどのところにある浄土真宗大谷派のお寺さんです。本堂は鉄筋コンクリート造りで赤瓦葺の沖縄らしいもので立派な鐘楼もありました。石川啄木の「新しき明日の来るを信ずといふ自分の言葉に嘘はないけど」と彫られた歌碑がありましたが、何故、啄木の歌碑があるのか気になりました。街中にあってはとても静かなお寺さんでした。
浄土真宗大谷派の寺院です。国家も宗教も本土と異なった歴史をたどった沖縄にあって、このお寺さんも明治時代の建立でそれほど長い歴史はありません。本堂の屋根は赤瓦で境内はコンクリートで固められていて、本土の寺院とかけ離れたあっさりした風景にとまどいを感じますが、そんな違いを見つけるのも旅の楽しみの一つです。境内の片隅に、『新しき明日の来るを信ずといふ自分の言葉に嘘はなけれど--- 啄木』と彫られた石碑を見て、重くて悲しい内容の啄木の歌碑が何故お寺にあるのか不思議に思いました。那覇の町を散策して、近くを通られたら参拝されるといいでしょう。
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