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『放浪の画家　山下清』原画展

5.00

投稿日: 2019/07/23

『放浪の画家・山下清』
岐阜県高山市にある山下清原画展が初めてのキヨシ体験でした。
ここ大分県の湯布院は２か所目です。

暑い季節には北上し、寒い季節になると南下するという、
なんとも理にかなった放浪をしていた清。

花火見物が好きだった清は、
日本各地での花火大会のちぎり絵を残していますが、
『どこの地区でも、ウチの花火が日本一』と言うが、どれが本当だろう？
と素直に口にしてみたり。そんな清を思い浮かべて思わずクスっとなりました。

『お母さんが死ぬ前に、お腹が空いたら
出会った人からおむすびを貰って食べるように』と言われた。
テレビや映画で必ず出てくるこの有名な話は、実は嘘。にも驚きでした。

清は嘘をつくことにそれほどの罪悪感を持っていなかった、等々
身近に接した方々からのエピソードや、直筆の手紙等も展示されていました。
ここには書けない内容の爆笑エピソードもありましたよ(笑)

贅沢の出来ない時代背景からでしょうが、お菓子の箱の裏を使って絵を描いたり、
お盆や、なんと位牌にまで絵を描いていましたよ。

ぶらりと寄ってみた湯布院のお土産屋さんストリート？、まさかこんなところで
山下清画伯の作品に出会えるなんて、思いもかけずラッキーな一日でした。

２階にある『見応えのある小さな素敵な美術館』と１階にある『昭和館』の両方が
鑑賞できる券が一番お得となっています。昭和館も見応えがありましたよ。
モチロン山下清原画展のみの鑑賞も出来ます。その際にはＪＡＦ割りも使えます。