鮨処 うお倉

新橋駅前汽車ポッポから徒歩２分弱と、便利な立地ながら、烏森神社の横丁にあるので、静かで落ち着いた雰囲気です。
訪問したのは、今年の５月初旬です。
一見、職人気質だが実はソフトな大将と、主に奥の厨房（茶碗蒸し、卵焼きなど）担当の職人（まー坊とか専務とか呼ばれている）、そして、和服姿の女将さんも登場します。　

今日は、土曜日なので、カウンターは常連さんが数人、二階はグループでの宴会が盛り上がっている様子です。
ホタテマヨサラダ・煮貝・もずく・自家製塩辛のミニ先付けセットでビールからスタートです。
マコカレイのポン酢もビールにあいます。アジの刺身はあぶらも程よく、とても旨い。早くも日本酒が欲しくなります。
お燗は、岩手の「あさ開き」です。ウニ入りの茶碗蒸しにも、同行した妻の笑みがこぼれます。

大将や専務の軽口や、常連さんとの会話も面白いです。

鯛のカブト蒸しは、自家製ポン酢でいただきます。私は、これが大好きなのですが、運がいいときしかいただけません。
サヨリ、赤貝、甘エビ、タコ、とり貝など、刺身は、少しづつにしてもらいます。
酒がどんどん進み、〆の握りが食べられないと困りますからね。
でも、やっぱり、アツアツの卵焼きが出てくると、食べちゃうんですよね〜。
おや、向かいの常連さんは、平貝の磯辺焼きを食べてますね。香ばしくて旨い、ですって？

おっと、二階のお座敷用に、握りの盛り合わせを大皿に盛り付けてます。おいしそ〜！

握りは何でもおいしいですが、特に、コハダ、穴子、車エビなんか、お薦めです。
もちろん、山葵は、本山葵をすりおろしてくれます。ガリも自家製です。
今日も満腹、酒もまわってご機嫌です。妻も笑顔になってます（ホッ）。

ちなみに、９月になると、松茸の土瓶蒸しも楽しめちゃうんですよね〜。
例年、サンマの棒鮨が楽しみなのですが、猛暑の影響で、今年は心配です。
でも、イワシがあるかも？また９月も訪問必須です。

ここは、基本的に、つまみ、握りともお任せですが、苦手なものや、好きなものを伝えれば、対応してくれます。
そんじょそこらの和食屋さんにいくなら、当店で呑んだ方がよっぽど満足しますよ。
ただ、酒がついつい、進みすぎちゃうので、ご注意くださいね。
のんべえの鮨好きを連れていくと喜ばれますよ。
こぢんまりした店なので、予約必須です。