ナマステ

美術館前にあるこのインドネパール系のお店は、チラシ配りのネパール系のお兄さんに教えてもらって訪れました。人気店のナンディニもすぐそばにあります。
遅めのランチタイムの14時頃に訪れましたが、春休みの影響でかなり混んでいました。家族連れやカップルが多い中、一人客の私を家族連れと勘違いされて一緒に席へ案内されるといったエピソードもありました。
注文したのは、タンドリーチキンとシークケバブ付きの最上級セットでしたが、焼き物が売り切れだったため、レディースセットをチョイス。マトンの辛口とポークの中辛の2種のカレーをいただきました。
確かにナンの状態は良くなく、カレーのスパイス感も弱めで手抜きカレーのような印象もありました。サラダのドレッシングも市販品のようでした。デザートは書いてあったのに出てこず、いくつか残念な点はありました。
しかし、そんな中でも店員さんの笑顔と心遣いには救われました。焼き物が食べたかった私に、残りのシークケバブをサービスしてくれたことが嬉しかったです。憎めないお店だと思えるポイントでした。
インド料理の本来の味わいは控えめでしたが、そのおもてなしの心に助けられた思い出深いランチとなりました。家族経営らしい人情味あふれる対応に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。お客さんひとりひとりに合わせた心づくしのサービスが、この店の魅力なのかもしれません。